憧れのパリ
遂に1週間のパリ滞在が終わった。コロナで3年の時を経て待ち侘びていたパリだ。2019年、中国で謎のウイルスが発生したニュースをパリの友人宅のテレビで観ていた。「大丈夫だろう。」と全然気にしていなかった。しかし、3月から予約キャンセルの連絡でパソコンの画面は埋まった。
遂に1週間のパリ滞在が終わった。コロナで3年の時を経て待ち侘びていたパリだ。2019年、中国で謎のウイルスが発生したニュースをパリの友人宅のテレビで観ていた。「大丈夫だろう。」と全然気にしていなかった。しかし、3月から予約キャンセルの連絡でパソコンの画面は埋まった。
「チュッ。チュッ。」
ビズをしている南仏の女性。南仏はビズは何回するんだっけ?と遠くからその様子を伺った。
「どっすん!」
パイロットがあまり上手じゃなかったのか、もの凄い衝撃を受けてニース空港へ着陸した。
関空から直行便で約15時間、パリのシャルル・ド・ゴール空港に到着した。
いざ、3年ぶりのパリへ。
長いコロナのトンネルを抜け、2022年10月11日の開国と共にようやく待ちに待った観光ガイドの仕事が舞い込んだ。1月の月初ぐらいまでは久しぶりのガイドの仕事で忙しくなった。
「えっ。すべてキャンセル!?」2020年冬、フランスの旅行代理店に転職して1年が経ち、10年ぶりに行ったパリで一息ついていた時のこと。
メールを開くと次々にフランス語ガイドのキャンセルの連絡。ぼくはその時SNSからの集客を増やそうと独立したばかりであった。