Bonjour(ボンジュール).
C’est Monsieur A（セ ムシュー ア）.
今年度よりフランスの会社から仕事を頂き、５ヶ月が経過しました。人生で初めてフリーランスという形態で働いているのですが、日本の観光産業の盛り上がりのおかげでなんとか好きな仕事をしながら生計を立てられています。僕は、小さい時はサッカー選手になりたかったのですが、高校一年生の時に自分では無理だと思い、勉強をし始めました。あの時に思ったのは「好きなことで生きていくには才能が必要だ。」ということでした。今年で30歳になる僕ですが、周りの友達は結婚して子供もいるし、住宅ローンを組んでマイホームも買いましたっていう人が増えてきました。チャレンジしたい、環境を変えたいと思い仕事を辞めて新しい会社で挑戦している友達も増えてきました。どんな道を選んだとしても人生は一度きり。小さなチャンスに飛びつくか飛びつかないかで後の人生にとてつもなく影響する年頃なのかも知れません。もしフランスの旅行会社からのオファーを断り、6年弱働いた前職を続けていたら結婚も視野に入れていたかも知れないし、会社から解雇通告をもらうまではずっと働いていたかも知れません。もし日本社会がこれほど多くの問題を抱えておらず成長の見通しがあったらサラリーマンの方がアンパイなのでそっちを好んでいたかも知れません。現在の日本の経済状況から考えると、フリーランスとしていくつもの会社から仕事を貰う方が安定しているような気もしています。例えば、A社と取引がなくなっても、B社やC社があるといった状態の方が安定と考える人もいます。ひとつの会社で働いていると逃げ道がなくなってしまいどこかで息詰まるような感じがしていました。そして、その新しい仕事が自分がずっと前からしたかったことなので毎日とても幸せに生きられています。うるさく言ってくる上司が恋しくなるくらいに自分で責任を負ってやっていかないといけないし、年金も自分で積み立てる必要もあります。それでも、毎日好きなことで一生懸命働けている今が僕にとってはとても生きやすい。
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では、A la prochaine 🙂
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