今回は、パリを滞在し感じたことを書きました。
コロナ前と変わったパリ
(工事中のオペラ・ガルニエ)
遂に1週間のパリ滞在が終わった。
コロナで3年の時を経て待ち侘びていたパリだ。2019年、中国で謎のウイルスが発生したニュースをパリの友人宅のテレビで観ていた。「大丈夫だろう。」と全然気にしていなかった。しかし、3月から予約キャンセルの連絡でパソコンの画面は埋まった。
それから3年、またパリに来ることができた。その間、パリでもたくさんの変化があった。たとえば、空港から電車に乗ると、日本語のアナウンスが韓国語のアナウンスになっていた。仕事をいただいていた旅行代理店の前を通ると人もパソコンもなにもなくなっていた。以前あった日本食レストランも韓国レストランに変わっていた。
日本とは異なり、フランスではマスクをつけている人はマイノリティだった。ブラスリーに行っても、いつも通りぎゅうぎゅう詰めで人は座っていたし、満員電車でもマスクを着けている人は数えるほどだった。この点では、ぼくには元通りのパリに戻った感じがした。
旅のテーマ「グルメと美術館巡り」とパリの物価
(今パリで大人気のクロワッサン、かなり映えますね!)
今回の旅行の目的は、「グルメと美術館巡り」。仕事をいただいている人に挨拶に行ったり、写真撮影に行ったりもしたが、結局旅行の割合の方が多くなってしまった。美術館は、退屈なので今までの滞在では避けていたが、今回は5つの美術館に行った。美術はわからなくても美しものを鑑賞するのは、なにかインスパイアされるものがある。パリの観光地と言われるところは学生の時に周遊していたので、ゆっくりとパリに滞在した。生活を1週間ほど、日本からフランスに移すイメージである。訪れた場所についてはまた需要があればブログにもおすすめ情報を書きたいと思う。
(パリの現代アート美術館、ここは特別展以外は無料で入れるのでおすすめ!)
Twitterでたくさんの質問を頂いたことは、「パリの物価」についてだった。飛行機代も通常の2倍程高いし、滞在先でも物価が高いともう少し待ってから行こうという方が多いのではないかと思った。パリの物価について簡単にまとめたので、気になる方は下記のTwitterの投稿を参照してほしい。
パリの物価(買ったもの)1€=140円換算
クロワッサン 196円
地下鉄 294円
路線バス 350円
オルセー美術館 2,240円
軽い昼食 1,680
カフェ 392円
コカコーラゼロ 280円
おにぎり1個 560円他に値段を知りたいものがあればコメントへ👇
— 🇫🇷 Monsieur A 〜フランス語で生きよう!〜 🇫🇷 (@monsieura_fr) February 9, 2023
みなさんにとってパリの魅力とはなんでしょうか!?この記事を読んでいただいている方は恐らくフランス旅行に興味がある方やフランス語を勉強されている方だと思っています。箇条書きにすると、「なんだこんなものか!」となってしまうので書かないでおくが、パリに住んでいたフランス人の友達で、現在はEU圏のどこかの国に住んでいる人も定期的にパリを訪れて、建築をみたり、美術館にいったりするという。みなさんも何度もパリにいかれている方も多いのではないでしょうか?
気分転換に日本を離れるには絶好の場所だと思っています。(旅行費はかなりかかりますが…。)
パリに住むこと
(天気がいいと冬でも公園で日向ぼっこができたパリ)
ここまで読んで、「そんなにパリが好きなら住んだらいいのに。」と思われる方もいるかもしれないので回答します。
10年ほど前までは大学を卒業して、日本の会社で働いてお金を貯めてパリの大学院にいくことが目標でした。いろんな先輩方に聞いたり、自分で情報を探すうちに、出来れば日本に住んで、日本でフランス語を使う仕事に就きたいという結論に達した。理由としては、フランスに住むと不便がおおすぎるという点。まず、外国人としてフランスに住むことは書類関係もあるし、治安や食事、仕事のやり方などメリットよりもデメリットが上回りました。だから、路線変更し、SNSを続けながら、日本に住んでいるフランス人とフランス語を話す環境を作りました。日本に住んでいるフランス人もやっぱりフランス語関係の仕事をしている人もたくさんいるので、運良くそういう話がきました。今では3年ほどフランス語を使った旅行関係の仕事やSNSからいろいろなフランスに関わる仕事を依頼頂けるようになりました。
コロナを機に状況はとても変わりましたが、また今年3月からは今まで以上に多くの依頼を頂いており、身の引き締まる思いです。
さいごに
(エールフランスの帰り便の機内食は、お味噌汁が出てきてほっこり。)
いつもTwitterなどでコメントを頂いたり、コロナの時にはいろんな方から仕事の依頼を頂き、本当に助けていただきました。リスクは多いですが、自己実現ができるよう、これからも一生懸命フランスに関わる仕事をしながら生計をたてていけるよう頑張っていきます。そのために、自分としてはSNSでの活動はマストで、色んな方に自分を知っていただく必要があると考えています。大きく稼ぎたいとかいうわけではなく、好きな仕事で食べていくことができればこの上ない喜びです。いつもTwitterでコメントなどいただいたりとても感謝しています。今後ともよろしくおねがいします。
もしガイドの仕事がしてみたい方やフランス語を一緒に勉強してみたい方がいらっしゃれば、いつでも連絡ください。【初回30分無料相談受付中】