Bonjour(ボンジュール).
C’est Monsieur A(セ ムシュー ア).
”なぜフランス語を始めたの?”
と聞かれることが多々あったので再度記事にフランス留学を思い出しながら纏めてみました。
フランス語を勉強されている皆さんもそんな質問を受けて困ったことはありませんか?
フランス語が好きということをうまく伝えることは意外にも難しいと感じています。
私は、関西大学のフランス語フランス文学専修に入学したときから現在まで約10年程フランス語を勉強しています。初めはフランス語ってお洒落とか話せたらかっこいいとかごく一般的な理由でフランス語を始めました。しかしその美しさとは反対に、複雑な文法や発音に挫折し只々授業に出て単位が取れればいいやと諦めモードになっていました。
なぜ目的語が主語と動詞の間にくるの?
なんで動詞活用するの?形容詞まで?
女性形?男性系?
今まで勉強してきた英語と全く違うルールに戸惑い大学1年目は挫折挫折で、バイトと遊びに明け暮れてしまいました。
しかしながら、大学入学時に「フランス語を必ず話せるようになる。」と決めていたので、大学2年目の春に大学が主催するフランス1カ月セミナーに参加しようと決めました。そして、アンジェというフランス17番目の経済都市に1カ月間短期留学しました。
大学から配られた”ホームステイのフランス語”を片手にエールフランスの飛行機に乗り込んだことを昨日のことのように覚えています。”J’arrive”とか”Bon appétit”とか初歩だけど使える表現がたくさん記されていました。
パリのシャルル・ド・ゴール空港に到着し、初めてのフランスにとてもワクワクしました。
まずはバスでホテルまでパリの街並みを見ながら…もう胸の興奮が抑えられませんでした。
学部の同期とガイドさんとパリ市内を廻ったのですが、空港からオペラ座の前に到着し、初めてパリの地に足をつけた時の感覚は忘れられません。
(写真;初めてパリに到着した時に撮ったオペラ座)
2日ほどパリ市内を観光した後に、語学学校のあるアンジェへと向かいました。
日本にいる時にフランス語に完全に挫折していたため、勿論のことですが、フランス語オンリーの授業なんてさっぱりわかりません。
自分の出来なさが惨めで仕方がなく、あんなにも悔しい思いをしたのは初めてでした。
わからないときは、もの凄くイライラしてしまい歯を食いしばって授業に出ていました。
それでも「フランス語をやる!」ときめたからには絶対にやってやるという気持ちで一生懸命滞在中は勉強しました。しかし、語学を習得するにはあまりにも時間が短かったので、半年後から1年間留学をすると決めました。
1ヶ月の語学セミナーから日本へ帰った後は、留学にいく半年後に向けてフランス語と英語を猛勉強しました。人が変わったように毎日遅くまで図書館に行き、フランス語検定2級の模擬テストを合格できるぐらいのフランス語を身につけていました。
英語もTOEICで700点ほど取得し、1年間のフランス認定留学へと向かいました。
(交換留学を申し込めばよかったのですが、完全に情報不足だったので留学に行く方はなるべく早く準備することをおすすめします。)
1年間のフランス留学では、主にリスニングとスピーキングに重点を置き、勉強しました。
色々な国の友達とフランス語を通してコミニュケーションを取ることは、20才の多感な時期の経験としてはとても貴重なものとなりました。
フランス留学後もフランス語ばかりを勉強し、フランス語検定一級を目指し28才になった今も日々勉強しています。京都でフランス語圏の方のガイドの仕事も見つけることができ、好きなことで生計を立てるまでもう一歩のところまできました。
このブログでは、フランス語検定やDELF/DALFの勉強方法についても書いていく予定です。
フランス語を勉強しているだけでは、なかなか生計を立てることは難しいとは思いますが、本当に好きで好き詰めることができれば必ずできると信じてこれからも勉強していきたいと思います。
一緒にフランス語を極めてやりましょう!!
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では、A la prochaine 🙂
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