いざ、3年ぶりのパリへ。
長いコロナのトンネルを抜け、2022年10月11日の開国と共にようやく待ちに待った観光ガイドの仕事が舞い込んだ。1月の月初ぐらいまでは久しぶりのガイドの仕事で忙しくなった。
(大阪からパリへの飛行機、ボーイングのトリブルセブン)
観光の仕事は、1月と2月は閑散期でほとんど仕事がない。だから、2019年にフランスの旅行会社へ転職した際、冬の間に年に1度パリへ行くと決めていた。しかし、コロナの影響でインバウンドの仕事は失くなり、他で仕事を見つけなくてはならなくなった。折角、フランス語で生計を立てられた矢先のことであった。
正直なところ、今回は航空券も普段の2倍だし、円安の影響もあったのでもう少し落ち着いてからパリに行こうとも思った。でも、疫病が発生したり、いつなにが起こるかわからない。だから、行くと決めた!
(機内からの景色)
今回もコロナ前2019年にフルタイムでフランス語ガイドをしていた時に出会ったお客さんの家に泊めて頂けることとなった。今回で2度目。お茶のガイドを通して、意気投合しパリに行った時は大変お世話になる。
そして、今回はニースに行く航空券を買った。それは、私の初めてのガイドのお客さんに会いに行くためだ。モナコの方で、毎年年賀状をくれるかのように手紙を頂いていた。「いつでもきてね。」という言葉に少し甘えさせて頂くことにした。
モナコは世界で2番目に小さな国で人口も4万人弱とかなり少数精鋭だ。その後も幾度かモナコの方を京都で案内させて頂いたこともあるが、リッチマンばかりだった。そんなところへ行く機会を頂いて感謝しかない。自分自身ももっと頑張って、頑張らないと得られないような経験を積みたい。
(シャンパンを飲んで気持ちよくなった。前の人はワインも自由におかわりしてた。)
今この文章をエールフランスの飛行機の中で書いている。調子に乗って頼んだシャンパーニュを飲んで茹で蛸状態だ。飛行機に乗り込んだ時、隣の席の方が大変膨よかな方で外国人独特の臭いを漂わせていた。僕の席にはみ出て座られていたが、いつも格安航空ばかり乗ってるので、エールフランスのシートはいつもより広いし、「まぁいいか。」と思っていた。
離陸前にCAさんが、「ムシュー、席をあっちの空いてるところに移っていいよ。」と声をかけてくれた。快適な空の旅が始まった。
(機内食のチーズ好き、毎回エールフランスでいきたいなぁ。)
今回航空券を探している時、アジア系の航空会社なら乗り継ぎで合計20時間ぐらいで10万円ちょっとのチケットもあったが、倍近くするエールフランスの直行便を選んだ。久しぶりの贅沢だし、15時間ぐらい過ごす飛行機の中でもフランスを感じたかった。わかっていただける方はいらっしゃるだろうか?
着地点もなく長々と書いてしまったが、もうすぐ「夢のパリ」に着く。何故こんなにも好きなのかは説明できないけど、20歳で初めてフランス留学に行ってから、13年経った今もまだ好きなのだから、この想いは本物だと確信している。
自分自身でも思い出を振り返られるように日記のような形でブログに綴っていくので、面白おかしく読んで頂けると嬉しいです。
もしガイドの仕事がしてみたい方やフランス語を一緒に勉強してみたい方がいらっしゃれば、いつでも連絡ください。【初回30分無料相談受付中】