中東問題 〜LE MONDEより〜

日記

Bonsoir !
C’est Monsieur A !!

 

LE MONDEを購読する中でフランスは中東と近い関係にありよく記事にも出てくるので

中東問題」についてまとめてみました。

 

アラビア半島では国王や首長と名乗っている国があるが、それはなぜ?

サウジアラビアには、サウード家という王族があり、そこには国王がいる。
周りの国はサウジアラビアに配慮し、首長と名乗る。それぐらい中東でサウジアラビアが力をもっているとわかる。
元々国王がいた国、王族に国王と名乗っても良いように言われた国は国王がいる場合がある。

 

なぜイスラム教徒は家族が多い?

イスラム教では、4人まで奥さんを持っても良い。
その子供がまた4人まで奥さんを持てるので、家族が多い。

 

中東の国は、独裁国家が多いが、不満はない?

中東の国は税金がない。
豊かな国だから独裁国家でも問題がでない。
アメリカに行ったときにであったサウジアラビア人は、政府から月20万もらっていると言っていました。

 

メッカとメディナの違いは?

イスラム教徒の聖地は、メッカ(ムハンマドが生まれた場所(イスラム教徒はこの方向を拝む))とメディナ(ムハンマドの墓がある場所)の二つである。

 

サウジアラビアに観光客はいない?

サウジアラビアは、教えが厳格で入国する際は巡礼の目的のみと限られている。

 

なぜ肌を隠す?憲法がない?

コーランに「美しいところは隠しておけ。」と書かれている。
「豚を食べるな。」などもある。

ルールは、憲法がなく、コーランにより決められている。
町には宗教警察がいて、女性が肌を出していると鞭でたたかれる。
一日5回お祈りがあり、守らなければ宗教警察が取り締まる。

金曜日は、集団礼拝を行い、ここで公開死刑が行われる。
首切りが一般的で、浮気は地に体を埋められ石を投げられる。
盗みは手を切られる。

女性は運転できないが、留学などで海外に出た人が運転したりでも行為を行っている。
その場合は、親が監督不足により注意を被る。

 

イスラム教について

シーア派 (イラン、イラクなど)ペルシャ人
スンニ派 (サウジアラビアなど) アラブ人
寓総崇拝 厳格に教えを守っているので、シーア派を許せない。

 

イランとサウジアラビアの関係

シリア政府 イランが支援
シリア反政府 サウジアラビアが支援

アメリカがイランとサウジの仲を持っていたがイラン革命から
1988 国交断絶

イラクのフセインが出てきて、イランとサウジは仲良くなるが、
2002年にイランで核開発が発覚し、また仲が悪くなる。さらに、アラブの春によりさらに上選びが活発になる。

 

シリアで代理戦争?

アサド政権 スンニ派 サウジ ロシア(シリアに基地がある)
反政府 シーア派 イラン アメリカ

イエメンでも代理戦争がおこっている。

サウジアラビアがシーア派の指導者を処刑
イランがサウジ大使館を襲撃し、国交断絶する。

サウジアラビアは、周りの国から尊敬されているので、周辺国はイランと国交を断交した。

 

イスラム国について

人口は、1000万人いて、戦闘員は10万人いる。
イラクにフセインがいてスンニ派であった。(一党独裁)
役人、公務員すべてバース党員であり、アメリカが倒した。
その党員が今、イスラム国にいる。だから、国を動かすバース党の公務員(国を統治していたプロ)によりイスラム国は成り立っている。

 

石油問題

アメリカは、核開発をしているイランから石油を買わなかった。
核開発をやめたイランから石油を買うようになり、サウジアラビアが警戒している。

サウジアラビアは戦争の経験がなく、イランはイラクは戦争経験が豊富なため、軍事力ではアメリカを頼っている。
だから、イランがアメリカと仲が良くなるのは気に食わない。

アメリカはシェールガスがでたので、サウジアラビアから石油を買う必要がなくなった。
サウジアラビアは、アメリカと仲良くしたいと思っている。

今、アメリカが離れたから、ロシアはサウジアラビアに接近している。
サウジアラビアとイランが戦争になれば、ホルムズ海峡を石油タンカーが通れなくなり、80%をここを通る石油を輸入している日本に影響がでる。

戦争になれば、アメリカは武器をイランに売れる。
日本は、サウジアラビアとイランとも仲が良い。

 

簡単にポイントだけをまとめてみました。
フランス語の記事を読むときに参考になればと思います。

 

 

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では、A la prochaine 🙂

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