パリ旅ステーションさんのパリ観光メトロ&ウォーク「パリ・ハイライト」に参加して

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Bonjour(ボンジュール),
C’est Monsieur A(セ ムシュー ア).

 

 

もっとパリのことを深く知りたいと思い、パリ旅ステーションさんの「パリ観光メトロ&ウォーク「パリ・ハイライト」」というグループツアーに参加させて頂きました。このツアーでは、日本人のガイドさんの案内のもとメトロを使用し、オペラ座、ヴァンドーム広場、コンコルド広場、凱旋門、エッフェル塔、ノートルダム寺院の順に周遊しました。1番面白い点は、やはりガイドさんの知識でした。パリに行ったことがない方なら交通情報についても勉強になると思います。

 

フランスくん
少しだけどガイドさんが話していたことをまとめてみたよ。

 

 

パリ20区の周囲は約36kmで、山手線1周ぐらいの距離になると全体的な大きさの話からツアーはスタートしました。「パリ旅ステーション」はオペラ座の近くに位置しており、今回のアクティビティーの待ち合わせ場所ともなっていました。オペラ座辺りの建物は、19世紀にオスマン知事の元で建てられたオスマン建築であり、どの階の値段が高いかというクイズがありました。正解は、真ん中の3階が天井も高く広々としているので1番高いそうです。因みに、最上階は屋根裏のようになっているのが特徴です。

 

 

1875年に建てられたオペラガルニエですが、当時は社交の場として使用されており舞台が小さい構造となっています。その為、収容人数が少なく採算が合わないので、1989年にオペラ・バスティーユが新築されました。今、オペラガルニエではクラシックとバレエのみが行われています。正面から見える緑色の屋根の下にはシャガールの絵画があるので是非行く価値がありますと教えて下さいました。他にもカフェドゥペ(café de paix)の話や歌舞伎役者の逸話などの話がありましたがここでは割愛させて頂きます。

 

 

(ヴァンドーム広場)



 

 

オペラ座より、西へ進んで行くとヴァンドーム広場に辿り着きます。ヴァンドーム広場の塔の上にはナポレオン1世の像が堂々と聳え立ちます。ヴァンドーム広場は、ルイ14世の栄光を称えるために1702年に建てられましたが、塔の上にはアウステルリッツの戦勝を祝賀したナポレオン1世の銅像が建っています。広場の辺りには、高級ホテルや店が立ち並んでおり歩いているだけでパリを感じられる場所です。ガイドに参加させて頂いた時は、バーゲンの真っ只中でしたので、「フランスは政府主導でバーゲンの日程が決まっている。」ということも仰っておられました。

ヴァンドーム広場を抜け、次はコンコルド広場へと進んでいきます。ここで面白いなと思った話は、パリは石灰岩のうえに築かれた都市だと言うことです。因みに、パリの南の方にある地下墓地「カタコンブ」は、石灰岩を採掘した跡の土地となっております。また、道中にあるアーケードは、19世期にできもので、雨の日でも買い物がしやすくなったため当時の人からすると画期的なものだったそうです。

 

 

(コンコルド広場にあるストラスブールの女神の像)

 

 

説明を聞きながら歩いているうちにコンコルド広場に着きました。ルイ16世とマリーアントワネットがギロチンで処刑になったり、イギリスがエジプトを植民地しようとしていたときに、イギリスのライバルであるフランスに贈られたオベリスクなどで有名な場所です。西にはシャンゼリゼ通り、東にはチュイルリー公園があります。コンコルド広場は、フランスの国土を表しており8都市の女神の像が周囲を囲っています。(ストラスブール、ルーアン、ボルドーマルセイユなど)元々はルイ15世広場という名前でしたが、ナポレオン1世がコンコルド(共和の意味)と名前を変えたそうです。

 

 

コンコルド広場で歴史の話や興味深い話を聞かせて頂いた後にメトロに乗り凱旋門へ向かいました。凱旋門から放射状に12本の通りが出ており、光り輝く星(エトワール)に似ていると言うことからエトワール広場と呼ばれていました。現在は、シャルルドゴール広場という名前になっています。細かい彫刻の話なども聞けて「なるほど!」と頷く機会があり大変勉強になりました。

 

 

(凱旋門)

 

 

凱旋門の説明を受けた後にまたメトロに乗り込みエッフェル塔を目指しました。パリの地下鉄での注意点やチケットの買い方の説明などパリ旅行には欠かせない情報を頂きました。エッフェル塔に到着してからも、パリ万博の話や軍師学校でのナポレオンの話を聞かせて頂きました。事前に昔の街並みのカラーの地図写真を用意して下さり、とても分かり易かったです。エッフェル塔ってパリ万博の後に取り壊す予定だったという話が驚きでした!

 

 

(エッフェル塔の前で写真を添えて詳しく説明して頂いたガイドさん)

 

 

エッフェル塔をじっくりみた後は、ノートルダム大聖堂へ向かいました。到着後はゴシック建築や1850年以降のパリ都市計画の話をお教え頂きました。アール・ヌーヴォーやロマネスク建築などとの対比も興味深かったです。セーヌ川の辺りには箱一つで商売するブキニストが絵になります。そんな映画のような街並みを見ながらメトロに乗り散歩出来たことは大変気持ち良かったです。

 

 

全て書くことが出来ないのは残念ですが、特に初めてパリに行く方にはお勧めしたいアクテビティだと思います。上述の通り、何度もパリに行ったことがある私自身にとってもガイドの方とパリを周遊できたことは学びの宝庫でありました。また、京都でガイドの仕事をしている私にとっては、海外旅行に行く際は、他のガイドさんがどのようにして仕事をしているのかはいつも気になることですのでまた次回に他のガイドさんの案内を受け、新しいパリを発見してみたいと思いまし

 

 

 

 

【予約サイト】
パリ観光メトロ&ウォーク「パリ・ハイライト」


 

 

 

 

フランスくん
動画でも雰囲気を楽しめるよ!

 

 

 

 

記事を読んでくださりありがとうございました。できればシェアやコメントもよろしくお願いします!では、A la prochaine 🙂

 

 

 

 

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