なんで日本ってそんなに働くのと思ったリスボンでのとある1日

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Bonjour(ボンジュール).
C’est Monsieur A(セ ムシュー ア).

 

 

1ヶ月のバカンスを利用して、リスボンに2週間滞在していますが日本との差に驚愕したことがたくさんあったので少し纏めてみました。

 

 

リスボンの中心にあるホテル(1人12ユーロ)に泊まり、翌朝シントラに行く車内でこの記事を書いています。リスボンからシントラまでは電車で40分程あり、シントラは王様の避暑地として発展したポルトガルのザ・観光地です。






 

 

シントラ観光に時間を割きたいので、いつもより少し早起きしました。今日は木曜日と平日の真っ只中、午前10時の街に開いているのはカフェぐらいで、誰も働いている気配がありません。今はポルトガルも冬のシーズンで恐らく観光業のオフシーズンで休んでいる人が多いのかなと感じました。

 

 

リスボンの人口は、約50万人で街を見る限り、殆どが高齢者で若い人は大航海時代に産業が育たなかったので海外へ出稼ぎに行き、通貨が安く、以前の植民地であったブラジル人労働者が国に大きく貢献している模様です。実際に、シェアルームをしているのもブラジル人で、友達の通訳を介して根掘り葉掘りポルトガルの現状を教えてくれました。

 

 

日本での働き方と比較すると、「なぜ日本人はなにもかもを犠牲にして仕事に重点を置くの?」と思ってしまいました。確かに、いっぱい働くと国にお金が入るので公共サービスなど国を維持する費用が生まれ生活は豊かになります。源泉徴収制度も税金をキチンと払ってもらうためにできた制度でマイナンバーカードや電子決済なども記録を残して税金をキチンと払ってもらうためのシステムなのです。

 

 

家族を残しての単身赴任や会社都合での人事異動やサービス残業や有給取得率など日本には沢山の課題がある中でリスボンの街を歩いていると「そんなことどうでもいいや。楽しく暮らすことで人生は豊かになるよ。」と思いました。

 

 

個人的には働くことは好きなので沢山働きますが何を仕事に犠牲にしているのか?と立ち止まって考える時間を設けるのも大切かなと感じた1日でした。

 

 

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では、A la prochaine 🙂